不動産鑑定におけるドローン活用

去る8.10(木)京都府より新見憲一郎不動産鑑定士に来ていただき、ドローン空撮解析の基礎理解と実演について、座学+実地研修をしていただきました。

実地研修を開催するドローンミュージアム&パークみのが美濃市に所在することから台風の接近とも重なりアクセスが不便であったにもかかわらず、県内14名、西日本中心に県外17名の不動産鑑定士にご参加いただきました。

令和に入ってからの取り組みにもかかわらず、士の主催するドローン鑑定会には開催日現在で40名を超える鑑定士が登録。ドローンと解析ソフトに係る初期投資は決して安くないにもかかわらず、業界的には全国的な注目を集めています。

地積測量図のない対象地に対して、ある程度正確な実測が可能なこと、又、森林評価の多い岐阜県においては、標高・傾斜の把握が容易になる等のメリットがあります。

鑑定士本人でなくとも所属事務所に一人長けた人がいれば心強いという感想です。

近頃、いろんな業界でドローンの活用が進んでいますが、市街地での飛行を可能にするレベル4の解禁により今後ますます身近になることが予測されることから鑑定業務に活用云々よりも画像解析に関する知識の必要性を感じました。